ノルウェーの山間部で、爆破により長い眠りから呼び起こされた古代のトロール。
首相の科学顧問に任命された古生物学者が、
壊滅的な大惨事を阻止すべく未知との戦いに果敢に挑む。
Netflix
この記事ではこの映画の魅力を、あらすじや個人的な感想を交えながらまとめていきます。
後半はネタバレがありますのでご注意ください。
作品情報
制作国:ノルウェー 上映時間:103分
ジャンル:アクション・アドベンチャー・ファンタジー
監督:ローアル・ユートハウグ 脚本:エスペン・アウカン、ローアル・ユートハウグ
出演者:アイネ・マリー・ウィルマン、キム・S・ファルク・ヨルゲンセン、マッツ・ショーグルド・ペターソン、ガード・B・エイズヴォルト
監督はトゥームレイダー ファースト・ミッションやTHE WAVE/ザ・ウェイブのローアル・ユートハウグ。
キャストは存じ上げませんでしたが、個性的なキャラクターが皆さんはまり役でした。
ネタバレなしあらすじ
トロールまたはトロルとは、北欧の国、特にノルウェーの伝承に登場する妖精の一種である。
-Wikipedia
ハリーポッターシリーズやアナと雪の女王などにも登場するあのトロールたちと同じ妖精のことだそうです。ちなみにムーミントロールはトロールではないそう。
そんなトロールがある日ノルウェーに出現しました。トンネル開通工事の最中に山で大爆発が起きたのです。トロールは山を抜け民家を破壊して通り過ぎ姿を消します。
首相や国家の人々はトロールだとはまだ分かっておらず、地震活動家、隕石か、火山の噴火かと思考を巡らせますが正体が掴めません。
そこで古生物学者の主人公ノラは首相に学識者として招集され、謎の大爆発の正体を探ることに。首相補佐アンドレアス、クリス大尉、ノラの父と調査に出てトロールと遭遇します。

その後トロールは人々が暮らす街へ向かってしまい、首相は緊急事態宣言を発令、国民に避難を指示。軍を率いて立ち向かいますが効果はなく成す術がありません。
トロールの正体を突き止めたノラだけがある作戦を思いつきますが、果たしてうまくいくのか…!!
ネタバレ有りのあらすじ
ノルウェーにトロールが出現!

ノルウェーの山岳部では家が半壊、巨大な足跡が発見され軍が出動します。クリス大尉と合流したノラと首相補佐アンドレアスはヘリでトロールの足跡を追いますが、サーモグラフィーでは岩しか見つけられません。擬態しているようです。
そんな習性を見てある可能性を思いついたノラは、父親を訪ねることに。
ノラの父親は長年トロールの研究をしてきましたが、世間からは異端者と呼ばれ山で一人暮らしていました。ノラはそんな父のことを良く思っておらず確執がありましたが、映像を見せてわかることがあれば教えて欲しいと頼みます。
ノラの父はトロールに違いない、土と石の体、これは神話に出てくるトロールだと主張しますが、ノラを含め誰も信じません。
そんな中、国の方針で軍事作戦が進行。夜間の森の中で銃撃を繰り返します。しかし体が岩のトロールには全く効かず、反撃されて何人もの兵士が犠牲となっていきます。ノラの父は振り返ろうとするトロールの尻尾に吹き飛ばされて亡くなってしまいます。
ノラがトロールの正体に気付く
父を亡くしたノラは、子供の頃に父と見に行ったトロールの壁のこと、おとぎ話のことを思い出していました。13人のトロールが壁にされてしまったという話です。そしてトロールが森の中でキリスト教徒が流した血を嗅ぎ分けていたことに気付きます。そこでやっと父親の主張が正しかったとわかるのです。
神話によれば、トロールは鐘の音が嫌いで教会に岩を投げつけます。トロールの弱点に気付いたノラは、大きな鐘を提げたヘリ数台で遊園地に侵入したトロールの周りを巡回しますが、ヘリの何台かは撃墜され、トロールを倒すことができなかったノラは国のチームから外されてしまいます。
ノルウェーで緊急事態宣言が発令
トロールが首都オスロに向かっていることが大々的に報じられ、首相は緊急事態宣言を発令。国民は一斉に避難を始めます。
解雇されたノラと自主退職したアンドレアスはオスロ宮殿に向かいます。父親が王宮、家、という手がかりを残していたからです。
宮殿の地下には複数のトロールの白骨が。はるか昔、キリスト教が普及すると同時に異端のものを虐殺した残骸です。そしてトロール王の家の上に人が宮殿を建てました。そうすることで幸運が舞い込むと信じられていたからです。
ノラはある作戦を思いつきますが、一方首相は”やられる前にやる”と、弾道ミサイルでオスロの街ごと吹っ飛ばす作戦を承認。そこにはノラたちも居ます。アンドレアスの友人がハッキングで食い止めてくれていますが、果たして間に合うのか。
ノラとアンドレアスは子供のトロールの骸骨を車に積み、トロールに真っ正面から突っ込みます。ぎりぎり足の下を潜り、トロールを広場に誘導します。
クリス大尉率いる軍はLEDライト(多分)でぐるっとトロールを囲み照射し、動きを封じ込めます。
トロールはダメージを受け苦しみ始め、クリス大尉とアンドレアスは作戦成功を喜びます。しかしノラは違いました。
ライトを止め、山へ帰るように説得します。トロールは耳を傾けているようにも見えますが、そうこうしているうちに陽が昇ってしまい、トロールはあっけなく亡くなってしまいます。
最後は洞窟の奥からトロールと思われる鳴き声が聞こえてきて、洞窟の奥にまだいるのかな?と思わせるようなラストでした。
自分勝手な登場人物たち
クリス大尉は軍の命令に反いて、友人のツテで勝手に軍を率いてしまうし、アンドレアスの友人は司令本部内でミサイルをハッキングして首相の命令を妨害するし、ノラは避難命令を無視して作戦を実行に移します。
あまりにも自由すぎてハラハラする場面もありましたが、あまり深く考えずに楽しんで観るのが良いのだと思います。
途中まではまるでシンゴジラかな?という展開でしたが、トロールにも感情があることがわかり、途中からは主人公がナウシカに見えました。
唯一のメッセージがあるとすれば、”武器で脅して虐めればいい、でも自然は反撃するぞ”だと思います。
トンネルを掘ってみたり、自然を破壊したりすれば、その負債はいつか人間が負うことになる。
なんて細かいことを書きましたが、深く考えず、トロールってほんとにいるのかな?って想像しながら気楽に観ていただきたい作品です。
まとめ
CGはリアルで良かったのですが、設定や演出がもう少し凝っていたらもっと面白かったような気がします。
個人的にはスタートレックの小ネタなどが面白かったです!
トロールを気に入った方におすすめの映画
ここまでお読みいただきありがとうございました!
ではまた。